この本で大切にしたこと
CMDBやCSDMの用語は分かるのに、二つの情報源が違う値を返すと、どちらを採ればよいか迷ってしまう。サービスの関係図を見ても、手元のアプリケーションをどの粒度で表せばよいか決めきれない。そんな場面から一歩進めるように、この本を作りました。
大切にしたのは、設定名を覚えるだけで終わらず、データや運用上の要望を読み、選んだ理由を説明することです。識別と属性の更新、CMDB Healthの点数と業務での使いやすさ、サービスの粒度などを、具体的な資料から考えていきます。まずは決め手を一言残し、解説と自分の考えを比べてみてください。
本書で考える場面
次の3つは、収録した60ケースの一例です。架空の資料を読み、答えだけでなく、判断の根拠を確かめていきます。
復旧連絡先が出ない高スコアCMDB
CMDBの入力率は高いのに、障害時の連絡先が見つからない。どの情報が不足しているのでしょうか。点数と実際の使いやすさを分けて考える練習です。
収録章:利用場面からCMDBの範囲と受入条件を決める小さいpriorityより個別属性の規則
複数の情報源から同じ属性が更新される場面で、どの規則が優先されるのかを設定表から考えます。優先度の数字だけで決めず、規則がどの属性に適用されるかを確かめてみましょう。
収録章:複数更新元の優先・鮮度・空値を制御する同じ問い合わせ窓口に二種類の提供約束
問い合わせ窓口は同じでも、利用者ごとに対応時間や提供条件が違う。サービス全体と個別の提供条件をどう表せばよいか、ServiceとOfferingの使い分けを考えます。
収録章:CSDMで投資判断とサービス運用をつなぐ無料サイトとの使い分け
Kindle版で、理由を読み返す
ケースの資料、判断手順、条件を変えたときの検討、記述解答例をまとめて読みたい方に向けた構成です。最初は、一問と解説を読むだけでも構いません。
無料サイトと扱う用語・学習テーマには重なる部分があります。追加の問題数だけで選ばず、Amazonのサンプルで、本の構成や説明がご自身の目的に合うかをご確認ください。
収録内容
- 合計300問:分野別判断120問+60ケース各3問の180問
- 全選択肢の解説
- ケースごとの判断手順、条件を変えた検討、記述解答例、独自の自己採点の目安
- 24の使い分け比較、12の実習、40語の用語集
- ご自身のペースに合わせて調整できる30日間の学習案内
こんな形で使ってみてください
- 無料演習で、説明に迷ったテーマを一つ選びます。
- 本のケース資料を読み、選んだ理由を一言メモします。
- 解説と比べ、見落としていた条件を一つ確かめます。慣れてきたら、根拠と追加で確認したいことを100〜200字にまとめてみましょう。
購入前に知っておいていただきたいこと
当サイトが制作した有料の学習教材です。ServiceNowの公式教材ではなく、実試験問題の転載・再現は行っていません。
本書の問題数と章の配分は独自のものです。実試験の再現、公式範囲の完全網羅、合格を保証するものではありません。
ケースの組織・数値・設定例・ログは架空の学習資料です。12の実習は読者が確認するための課題で、本書制作時にServiceNow実機で実行・検証したものではありません。実操作を行う場合は、利用が許可された非本番環境をご利用ください。